スローシャッターに挑戦
━━━夜景って、手ぶれしないで撮れるの?
第五話で手ぶれの原因についてお話しさせて頂きましたが、
今回はその応用編です!
スローシャッターと呼ばれるシャッタースピードを使いますので
僕自身が撮っても実は手ぶれしてます。
な〜んだ?じゃあなんで?って思いますよね?
手ぶれしないコツ
周りにある柵や手すりなど台になるものを利用したり
通常ボタンを押して1枚撮ると思いますが
この設定を連写にして、一度に3、4枚撮ることで
手ぶれしない写真が生まれる可能性が出ます!
そんなわけでやってみましょう!
標準レンズを付けたカメラをご用意ください♪
━━━レシピ
- 1.モードダイヤルをシャッタースピード優先に設定
- 2.ISOは1600に設定
- 3.シャッタースピードを1/30や1/15に設定
- 4.カメラの連写の設定を1枚から連写に変更
- 5.両肘を体にしっかりと付けるイメージで脇を閉める。
- ※手すりや台など肘や腕が固定出来る場所があれば肘を置いたり
- 壁に寄りかかったりすると体の振動がカメラに伝わりにくくなりベスト!
6.シャッターボタンを3、4枚撮れるまで押し続ける!
いかがでしょうか?!
ぶれるリスクの高いシャッタースピードなので
すべての写真が完璧に撮れた!って方はなかなかいないと思いますが
何枚かうまく撮れたんじゃないかと思います!
━━━光の加減を調整してみよう!
- 1.モードダイヤルをシャッタースピード優先に設定
- 2.ISOは800に設定
- 3.カメラを机や手すり台になる場所に置いてください。
- 4.シャッタースピードを1/8 1/4 1/2 1秒など
- 段々遅くして撮影ください!
撮った写真を比べると光の反射や出かたが異なっているかと思います。
シャッタースピードを遅くすると、光がより遠くまで届くようになり
水面などに光の反射がきれいにうつり込んだりします。
逆に、シャッタースピードを早く1/180や1/250などにすると
光と陰の部分がはっきりするかと思います。
まとめ
今回あくまで撮り方の一例でシャッタスピード優先を使いましたが
絞り優先 ISO200や400でF8やF11で
撮影してみても面白いと思います!
ポイントは周りにある環境をうまく使ったり
ライブビューやモニタをみて撮ること。
必ずしも「これで絶対撮れる!」って訳ではないので
最初は失敗するかと思いますが、
ご自身に会わせた撮り方やコツをつかんでいってくださいね!